インターンシップ実施学生インタビュー (4) 〔製造業(食品)〕


実習先: こいしや食品(株)
実習学生: 帝京大学 Sさん

*インターンシップについて*

インターンシップをどこで知りましたか。
S: 詳しく知ったのは、インターンシップ推進の授業が始まって、そのシラバスをみて知ったのがきっかけです。
職場体験をして、社会に出てプラスになればと思ったからです。

ガイダンスを受けましたか。
S: インターンシップのキャリアプランニングの授業で受けました。(経協説明)

インターンシップに参加しようと思ったきっけはなんですか。
S: 自分と社会とのつながりといったらアルバイトぐらいなので、そんな状態で、いきなり社会にでたら、うまくやっていく自信がないというか、イメージがつかなかったので、少しでも職場体験でイメージできればと思って始めました。

不安はありましたか。
S: ご迷惑をかけないで、ちゃんとできるかという不安がありました。

>実施する事前準備として何をしましたか。
S: 全部学校を通じて事前に行った方がいいかと学校に聞いたら、学校で全部やっておくから当日行けばいいよといわれたので、事前の準備はありませんでした。

学生の間でのインターンシップへの認知度、他の学生の参加状況はいかがですか。
S: 自分の友達の中では数人が参加しています。参加していない学生でも インターンシップの言葉自体は知っています。インターンシップなんかだるいからいいよという人も半分ぐらいいます。ぱっと見た感じでは、やる気のある人やまじめに授業に出ている人ほど、インターンシップに出ている人が多く、 単位が少ないかなという人は、バイトするという人が多いです。

実習先を選ぶ際に最も重視したことは何ですか。
S: 自分の夢が、食品系の会社に就職したいというのがあって、インターネットで初めの頃に近くの食品の業種を探したら、地元で名前も知っているので行ってみたいと思いました。食品系の企業に就職したいので、実際に見てみたかったからです。

*実習について*

特に印象に残っていることがありましたか。
S: 製品をラインで流して作っているのを実際に目で見たので、その流れていくところが印象に残っています。工場に入るまで、衛生管理というか、手を洗って、白衣を着て、エアーを浴びてとか厳しくて印象に残っています。働いている人は、思っていたより、人間味がある感じがしました。話すときはやわらかくて面白かったです。

イメージしていた社会人と異なる点はありますか。
S: 働くときは、真剣に黙々と働いていて、休憩時間はくつろいでいて、その切り替えがすごいと感じました。農園で収穫の手伝いのアルバイトはやったことがありましたが、それからすると違うことだらけでした。農家だとほんわかしているというか、こっちだと仕事は仕事、休憩は休憩ときっちり分かれているというのが違うと感じました。

将来の就職については、どのように考えていますか。
S: 祖父母の家が農家で、もともと農家を継がなきゃいけないと言われていて、就職するかの悩みどころがあって、それに決着をつけるためにインターンシップに参加したのもあります。参加してから3日間しか経ってないですが、こういう食品系の仕事も楽しいなと感じました。ずっと悩んでいたのですが、会社の方に進みたいというのが固まりました。

来年度インターンシップを希望する学生へのアドバイスをお願いします
S: なんとなくインターンシップで職場に行くんじゃなくて、あらかじめ自分の夢、目標を持ってインターンシップに臨んでもらいたいです。

インターンシップへの印象をお聞かせください。
S: 一番感じたことは、その学校で友達とかアルバイトで上の人と接する感じじゃなく、社会に出るとそれ相応のコミュニケーション能力が必要になると感じました。挨拶が重要、とにかく挨拶を初めにしないとダメだなというのと、話すのに受身的では会話にならない、自分からコミュニケーションをとるようにしないといけないと感じました。