インターンシップ実施学生インタビュー (3) 〔製造業〕


実習先: (株)ポーラーズ研究所
実習学生: 足利工業大学
システム情報科 Sさん

*インターンシップについて*

インターンシップを知ったきっかけをお聞かせください。
S: 学校のインターンシップのガイダンスで、OBの先輩に声をかけられて知りました。バスケットの先輩がインターンシップに行って、その企業に気に入ってもらえて就職したという話を聞きました。初めは、夏休みもつぶれるので迷っていましたが、やっぱり行ってみたのがいいと強く勧められて、行くことに決めました。

ガイダンスの感想をお聞かせください。
S: 初めに話を聞いたときは、自分が行ったと仮定して考えるのが多く、自分が行って会社の迷惑にならないかとか心配し、不安の方が強かったです。その後の行った人(卒業生)の体験談を聞くというのが大変良かったです。その時は、まずは行ってみて良かったと言われ、会社の人がどういう感じで接してくれたとか、できなくても煙たがれないとか、受け入れてくれる会社はしっかりしているから心配ないよと言われたので、少し安心しました。

インターンシップに参加しようと思ったきっかけは何ですか。
S: 先程のガイダンスがきっかけです。

学生間でインターンシップの認知度、他の学生の参加状況はいかがですか。
S: 友達からの勧めは、なかったです。他の学生の感触は、夏休みがつぶれるので、「俺は、いいや」という人が多かったです。「バイトがあるからそれでいいよ」、という人もいました。

実習先を選ぶ際、重視したことは何ですか。
S: 気になるところ、いろんなことをやってみたいという気持ちがあったので、専攻学科のソフトウェア系ではないところ、その中でも品質管理に興味があって、ここに決めました。実験をやらせてもらえること、授業でやる実験とは違うし、専門でやることとは違うというのが理由です。実習の時に品質管理に興味を持って、そういう関係の仕事に就きたいと思いました。また、自分の興味のある業種で、インターンシップの受入企業に名前があると、その企業の名前は、新聞に出るとぱっと目に付くようになりました。

エントリーシートの作成はきちんとできましたか。
S: 書き慣れていないせいもあって、初めは勘違いしたことが多かったですが、就職課の人と相談して書けました。自己PRを今まで考えたことはなかったのですが、書いて初めて気がついたことで考えが固まりました。

*実習について*

特に印象に残っていること・イメージしていた社会人と異なる点はありましたか。
S: やっぱりうれしかったのは、人付き合いでした。指導の方もすごい仲良く話してくれましたし、まわりの方も明るくて、来て見なきゃわからないこともいっぱいありました。今までは、企業というと、高校の友達が何人も辞めているので、どんなに厳しい世界なんだろうなと思っていました。ものすごく堅くて、厳しいというイメージがあったが、実際に体験してみるとそうではなく、働いている環境、人の接し方の大事さが分かりました。人との接し方で、これから新入社員としてどこかに入るとしても、自分から色々なものを聞くというのができるようになればと思います。それから実際にやってみると、バイトではできないようなことを沢山やらせてもらえました。

将来の就職については、どのように考えていますか。
S: まだ、1年少しあるので、自分に合うものを少しでも多く体験して決めたいです。これから研究室でやるCADを使ってできる仕事も考えています。

来年度インターンシップを希望する学生へアドバイスをお願いします。
 S: 企業に着てみないと分からないことがいっぱいありました。自分の思っているより沢山あるので、自分で動くことを考えて、是非参加してもらいたいです。